ストリーマー主催オフラインイベント年表|2023-2026の11件を並べて分かったこと

目次

この記事について

日本のストリーマーが主催する大型オフラインイベントを、2023年から2026年まで年表にしました。11件あります。

もともと知りたかったのは「箱はどれくらい大きくなったのか」でした。 幕張メッセから東京ドームへ、という流れがあるように見えたので、収容人数を並べればグラフになると思っていたんです。

できませんでした。 会場の種類がバラバラで、横並びに比較できる数字がありませんでした。

代わりに別のことが分かりました。この記事はその記録です。公開情報を1件ずつ確認しています。確認日は2026年9月5日です。

結論

  • 2023年から2026年で、大型イベントは11件
  • 3つのシリーズが軸になっている。ハイパーゲーム大会、CR FES、The k4sen Con
  • 会場は一直線に大きくなっていない。CR FESは東京ドームの翌年に幕張メッセへ戻っている
  • 規模を比べる物差しがない。 主催者が公表する数字が、動員数・視聴数・同接とバラバラ
  • 配信は無料が基本だが、アーカイブの扱いは揃っていない

年表

開催イベント会場日数
2023.03配信者ハイパーゲーム大会(第1回)幕張メッセ2日
2023.04CR FES 2023幕張メッセ 国際展示場1-3ホール1日
2024.03配信者ハイパーゲーム大会(第2回)Kアリーナ横浜2日
2024.04CR FES 2024さいたまスーパーアリーナ2日
2024.10The k4sen Con有明GYM-EX3日
2025.03VERSUSLaLa arena TOKYO-BAY2日
2025.08CR FES 2025東京ドーム1日
2025.11The k4sen Con 2025東京ガーデンシアター3日
2026.04CR FES 2026/CR LIVE 2026幕張メッセ 国際展示場1-4・9-10ホール/幕張イベントホール2日
2026.08The k4sen Con 2026国立代々木競技場 第一体育館2日
2026.11配信者ハイパーゲーム大会 FINAL東京ドーム2日

主催は、ハイパーゲーム大会とVERSUSがOPENREC、CR FESがCrazy Raccoon、The k4sen Conはk4sen個人からGANYMEDE株式会社へ移っています。

3つのシリーズが軸になっている

11件のうち10件が、3つのシリーズのどれかです。

2023年から2026年のストリーマー主催オフラインイベント11件を、3つのシリーズ別に並べた年表。配信者ハイパーゲーム大会、CR FES、The k4sen Conの会場の変遷を示している
3シリーズの会場の変遷(2026年9月5日 確認)

配信者ハイパーゲーム大会は2023年3月に始まり、2026年11月のFINALで終わります。第1回と第2回は「加藤純一 presents」が名称に入っていましたが、FINALでは外れました。

CR FESはCrazy Raccoon主催で、2023年から毎年開催。4回目の2026年で、ライブパートが「CR LIVE 2026」として別イベントに分離しました。

The k4sen Conは2024年10月が初回で、k4sen史上初の単独オフラインイベントでした。3回目の2026年で国立代々木競技場に入っています。

残る1件がVERSUSです。2025年3月、加藤純一軍団とCrazy Raccoon軍団が対戦する形式で、シリーズ化していません。2つの軸が交わった単発イベントという位置づけになります。

会場は一直線に大きくなっていない

年表を作る前は、会場がひたすら大きくなっていると思っていました。

外れました。

CR FESを見てください。幕張メッセ(2023)→ さいたまスーパーアリーナ(2024)→ 東京ドーム(2025)→ 幕張メッセ(2026)。

東京ドームまで行った翌年に、初回と同じ幕張メッセへ戻っています。

ただし単純な縮小ではありません。使用ホールは1-3から1-4・9-10へ広がっていて、さらにライブパートが幕張イベントホールで別イベントとして同時開催されます。会場を大きくするのではなく、複数の場所に分ける方向に変わりました。

The k4sen Conも、有明GYM-EX(展示場)→ 東京ガーデンシアター(劇場型)→ 国立代々木競技場 第一体育館(体育館)と、種類が毎回変わっています。

「大きくなり続ける」という直線ではありませんでした。

規模を比べる物差しがない

ここが一番の発見でした。

11件を横並びに比べられる数字が存在しません。

まず会場の種類が違います。

種類会場
展示場幕張メッセ、有明GYM-EX
アリーナKアリーナ横浜、さいたまスーパーアリーナ、LaLa arena TOKYO-BAY、代々木第一体育館
劇場東京ガーデンシアター
ドーム東京ドーム

展示場には固定の座席がありません。 レイアウト次第で収容人数が変わるので、「キャパ◯人」という数字がアリーナと同じ意味を持ちません。Kアリーナ横浜は20,033席と公表されていますが、幕張メッセの「1-3ホール」を同じ物差しには乗せられません。

そして主催者が公表する数字も揃っていません。

イベント公表されている数字
The k4sen Con(2024)約15,000人動員・全日程完売
The k4sen Con 2025総動員数 約17,000人
VERSUS最大同時接続数 23万超
配信者ハイパーゲーム大会アーカイブ視聴数(第1回 約468万/第2回 約632万)
CR FES完売(人数の公表なし)

動員数、同接、アーカイブ視聴数、完売の事実。全部が別の指標です。

k4sen Conは現地の人数を出し、VERSUSは配信の瞬間最大を出し、ハイゲは配信の累計を出し、CR FESは数字を出していない。

どれが一番大きいイベントなのか、公開情報からは決められません。

ランキング記事が作られない理由が、たぶんこれです。比べる土台がありません。

このあたりの数字の呼び分けはゲーム配信の用語辞典で整理しています。同接と累計視聴数はまったく別の数字です。

配信の扱いは揃っていない

現地に行かない人にとっては、こちらが本題です。

11件すべてでオンライン配信が行われています。 その点は共通しています。

ただしアーカイブの扱いは違います。

The k4sen Con(2024)は、DAY1とDAY2のアーカイブがABEMAの有料PPV、DAY3のみ無料でした。ところが2026年は全日程がTwitchで無料配信とされています。同じシリーズで扱いが変わっています。

配信者ハイパーゲーム大会は第1回・第2回ともDAY1・DAY2が無料配信で、現在もアーカイブが残っています。ただし2026年7月に配信先のサービスがリニューアルし、視聴に登録が必要になりました。詳しくはFINALを自宅で見る方法にまとめています。

VERSUSは無料配信に加えて、PPVで各チーム視点のマルチアングル配信が販売されていました。

「無料で見られる」は共通していても、どこで、いつまで、どんな形で見られるかは毎回違います。

同じイベントでも、残る場所と残り方は揃っていません。キングスリーグの試合アーカイブを大会別に数えた加藤純一のキングスリーグ、試合はどこに残っているのかでも、同じことが起きていました。

この年表から外したもの

線の引き方を書いておきます。

ファンミーティング規模のイベントは入れていません。 ZETA DIVISIONの「Z-SITE」(浅草橋ヒューリックホール)やREJECTの「FAN MééTING」(高田馬場のeスポーツアリーナ)などは、数百人規模です。

同じ「オフラインイベント」という言葉が、東京ドーム規模と数百人規模の両方を指しています。 混ぜると年表の意味がなくなるので、アリーナ級に絞りました。

VTuber事務所のライブイベントも外しました。 音楽ライブの性格が強く、ゲーム対戦を軸にしたこの11件とは別カテゴリだと判断しています。

eスポーツの公式大会も対象外です。 ストリーマーが主催または冠になっているものだけを入れています。

確認できなかったこと

正直に書いておきます。

各会場の収容人数を統一した基準で揃えられませんでした。 Kアリーナ横浜は複数の資料で20,033席と一致しましたが、展示場系の会場は公演形態で変わるため、同じ表に載せられる数字が取れていません。

CR FESの動員数は公表されていません。 完売の事実は各回で報じられていますが、人数は出ていません。

VERSUSが誰の発案かは特定できませんでした。 主催は株式会社OPENRECとされています。

2023年以前のイベントを調べていません。 この年表は2023年3月からです。それ以前にも同種のイベントがあった可能性があります。

関西・地方開催のイベントを拾えていない可能性があります。 今回確認できたものは、すべて首都圏開催でした。

情報が追加されたら追記します。

まとめ

2023年から2026年の4年間で、ストリーマー主催の大型オフラインイベントは11件ありました。ハイパーゲーム大会、CR FES、The k4sen Conという3つのシリーズが軸です。

会場は大きくなり続けていません。 CR FESは東京ドームの翌年に幕張メッセへ戻り、代わりにライブを別会場へ分けました。The k4sen Conは毎回違う種類の会場を使っています。

そして規模を比べる物差しがありませんでした。 動員数を出すイベント、同接を出すイベント、累計視聴数を出すイベント、何も出さないイベント。全部バラバラです。

「どれが一番大きいのか」を知りたくて始めた集計でしたが、その問いに答えられる数字は公開されていないというのが結論です。

2026年11月の配信者ハイパーゲーム大会 FINALで、3シリーズのうち1つが終わります。

出典

媒体ページ取得日
配信者ハイパーゲーム大会 FINAL 公式サイトlp.openrec.jp2026-09-05
THE K4SEN CON 2026 特設サイトcon2026.thek4sen.com2026-09-05
ファミ通The k4senオフラインイベントが10月12日~14日に開催2026-09-05
ファミ通CRフェス 2025が東京ドームで8月20日開催2026-09-05
GAME WatchThe k4sen Conが本日から東京にて開催2026-09-05
GAME WatchCR FES 2024がさいたまスーパーアリーナで本日開催2026-09-05
PR TIMES最大同時接続数23万超えのゲームバトルイベント「VERSUS」2026-09-05
NTT東日本約15,000人を動員。オフラインイベント「The k4sen Con」をサポート2026-09-05
eSports WorldThe k4sen Con 20262026-09-05
mellow-fan各配信ページの視聴数の目視確認2026-09-05
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